カタルシスを感じる時
テレビアニメ版「MAJOR・メジャー」の夏休み恒例の集中再放送がありました。なかなか通常放送は見る事は出来ないのですが、深夜に一気に再放送してくるので毎年楽しみに見てます。
それにしても「メジャー」は面白いです。決して子ども向けだけではないと思います。とにかくメッセージとして伝わってくるチャレンジ精神と逆境に打ち勝つストーリーには、そこまでするか?と思いながらも感動してしまう自分がいます。でも単なる根性とか気合いで語るのではなく、あくまでそこにあるのは野球が好きだという姿勢、そしていくら格上の相手と試合をしようが諦めずに戦う闘争心、そして安っぽい言葉ではなく、吾郎の行動を見てまとまっていくチームワーク。見てると野球がやりたくなります。
今回の第3シリーズの海堂戦での延長の場面、吾郎がおとさんの幻影を見てると場面と、そして曇り空から太陽が差し込み、光が吾郎を照らした場面はまさに名シーンでした。
ところで、関西ではこの数週深夜に映画のランボーシリーズを放送してました。私はランボーも好きなんですが、というか好きな映画でもトップクラスです。昔ジャームッシュとかヴェンダース好きの友人と話してて、好きな映画の話になった時「ランボー」と言ったら鼻で笑われましたけどね。まぁ私もジャームッシュやヴェンダースなどの作品も見ますし好きですけど、でもランボーも好きです。種類が全く違う話ですし、ヴェンダースにアクションを求めないように、ランボーが家族に再会する為に故郷に帰る旅路を淡々と書いた映画なんてのも求めてる人はあまりいないでしょうしね。
話逸れましたが、ランボーの面白さはもちろん無茶苦茶なアクションシーンにもあるのですが、やはり背景にもある訳ですよ。あれがベトナム帰還兵ではなく、単に軍のエリートが暴れてるだけならば思い入れも持てない。そこには社会からはみ出してしまった者が、不条理に怒りを爆発させながらも、自分の信じる正義の為に意地でも生きて任務を果たすという部分。
どちらの主人公にも化け物みたいな体力があるのですが、でも順風満帆ではないんですよね。その逆境を超える事を見てる方は期待してるのですが、ストーリーとして安易に超えてしまっては面白くない。そこで出てくる意外な発想が、これまた見てる方を刺激してしまうと。そこにカタルシスを感じてしまうのでしょうね。
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